「子どものような自分」と出逢う

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一目惚れした草木染め

あるとき、我が家にとても素敵な草木染めがやってきました。

ライオンあくびインストラクターの奈美さんが、作家さんと縁を取り持ってくださいました。

奈美さんは碑文谷で定期的にマルシェを開かれていて、八ヶ岳の作家さんたちの作品を紹介されています。
(多分、今もなさっているんじゃないかな?)

Facebookで紹介されていた草木染めを、ZOOMで見せていただきました。

すごく素敵で、「ぜひ手に入れたい」と相談したら、
あれよあれよと、リアル奈美さんと渋谷でお会いすることに。

この草木染めは、八ヶ岳で、野外で鏡なしで髪を切られる美容師のゆうこさんが、趣味で始められたもの。

オーストラリアで学ばれたそうですが、すべて自然素材を使い、何度も何度も染めるのでとても手間がかかるそうです。

ゆうこさんは、こんなふうに声をかけながらつくられているそうです。

「染め物になってくれる子はいるかなあ。あなたはどんな色に染まるのかな」

これ、自然療法のS先生とおんなじ😊

大きなものから小さなものまで、たくさん見せていただきました。
どれもこれも、植物たちのパワーがほとばしっている。

言葉にするより先に、からだが喜んだ

初めて実際に手に取らせてもらったとき。

わ〜、きゃ〜、かわいい。

思わず声が出て、手を振ってしまう。
「素敵ですね」と言葉にするより前に、からだが先に喜んでいた。

その瞬間、奈美さんが写真を撮ってくださいました。

あとで見てびっくりした。なんと、私はこんな表情をしているのか。

まるで子どものようだ。

自分で言うのもなんですが、私はクールに見られることが多いです。
10代までは、いつも実際の歳より上に見られてきました。
そういう自分に、それなりに慣れてもいました。

でも、写真に写っていたのは、その「クールな私」ではありませんでした。

心の奥に、こんなにも無防備に喜べる「子どものような自分」がいたなんて。
仕事中心の生活では、あんまり出てくることはありませんでした。

「センス・オブ・ワンダー」が動くとき

このときの感覚は、どこかで味わったような。

そうだ、トレッキングをして山の頂上に近づいたとき、ブナの木たちに出会ったときに近い。
夕日に染まるピンクや紫の雲を見たとき。
スカーンとした青空と山の峰々を見たとき。

自然との行き交い。心が震えます。

レイチェル・カーソンは、美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性を、
「センス・オブ・ワンダー」と言いました。

まさに私の中の「センス・オブ・ワンダー」が動いたとき、
私の「子どものような自分」が顔をのぞかせる。

以前、きらめ樹間伐をしていたときの大人たちも、まるで子どものようにはしゃいでいた。
植林された杉や桧たちの中で、そんな大人たちの姿を見るのが大好きでした。

この「わ〜、きゃ〜」は、忙しい日常のなかで、素通りしてしまいがちです。
ちょっと「大人げ」なかったり、「いい歳」だったりするから。

でも、そうやって自分の「わ〜、きゃ〜」を素直に認めていくことが、
「本来の自分」と繋がっていく、小さいけれど確かな糸口になる気がするのです。

人は誰でも「子どものような自分」をもっていて、
そこが輝くと、人生は予想外のことが起きるかもしれない。

そんな予感を胸に、もっとこの美しくて不可思議な地球を楽しんでいこう、と思いました。

後日談:「減るもんじゃないから、触らせてあげなさい」

自然療法のS先生にお見せしたくて、この草木染めを持っていきました。

手に取られた先生は、自分の足の先まで植物たちのエネルギーが満ちてきた、とおっしゃいました。

「これ、すごいよ〜。
減るもんじゃないから、人にどんどん触らせてあげなさい。」

この草木染めは、作ってくださったゆうこさんに、
「最後まで手放すことを悩んでいたこの2枚は、かずみさんの手元に行くことになっていたんですね」
と言っていただいたものでした。

友人たちや、施術に来てくださる方たちにも、ぜひ触れてもらおう。改めてそう思いました。

「子どものようにワクワクすること」。それを自分で認め、育てていくことは、「本来の自分」につながる糸口になる気がしています。自分は何にワクワクするのか。
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