お茶会の資料を作ってわかった、「頑張り過ぎ」で手に入れていたもの

2026年10月1日、初めての無料zoomお茶会を開きました。
タイトルは、「誰も頼んでいないのに、完璧を目指しちゃった話―頑張り屋さんのための、無料zoomお茶会」

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

頑張り屋さんは、ついついやり過ぎちゃうことって、ありますよね。
そんなあるある話をみんなでして、少しでも心を軽くできたならいいな、と思って企画しました。

事前にお作法などを調べることもなく、とにかくやってみよう!と思い立ち、
このお茶会のために、私の体験や気づきなどをまとめるスライドを作りました。

ところが、作っているうちに、思わぬ方向へ考えが進んでいきました。
今日は、その気づきを書いてみます。

目次

「病気になるまで働けとは、言っていない」

これは、以前のブログでも紹介した、東京の会社員時代の部長の言葉です。

毎日深夜まで残業、土日も出勤というハードワークを続けて、突発性難聴になりました。
それでも、2か月後に迫った納期のため、同じペースで働き続けました。
そして、無事に商品をリリースできた途端、帯状疱疹になりました。

その後しばらくして、部長との面談でぽろっと出てきたのが、
「病気になるまで働けとは、言っていない」

これは、私に向けた言葉ではありませんでした。
同じ部署の先輩が、働き過ぎて体調を崩し、長いお休みに入られていたのです。

でも、すんなり、そうだよな、そんなことは言われてないよな、と思う自分がいました。
言い方はちょっとなあと思いますが。

病気になるまで働いてほしいなんて、誰も思わないからです。

当時の仕事で、私が手に入れていたもの

頑張り過ぎる原因の一つは、幼い頃に身につけた信念や思い込みにあると思います。
でも、大人になった今も頑張り過ぎてしまうのは、そこで手に入れたい何かがあるからではないか、と思いました。

ここからが、今回のお茶会で、私自身が一番考えさせられたところです。
スライドを作りながら、
「私は、いったい何を手に入れたくて、あんなに頑張っていたんだろう?」
と考えました。

まず思い浮かんだのは、「周りから認められたかった」という気持ちです。
自分に自信がないから、一生懸命頑張ることで、認めてもらいたい。
認めてもらえれば自信がつく。

でも、どこかしっくりきません。

私は、すべてのことに頑張るわけではありません。
できる範囲で、無理をしないことだってあります。
それなのに、かつての会社の仕事は、いつも頑張っていました。

仕事だから?
もっとマイペースに仕事をする人だっています。

そこでピンと来たのが、「ミッションコンプリート」という言葉でした。

与えられたミッションを、きちんと果たす。
頼まれたことを、最後まで確実にやり遂げる。

会社から期待されることに、100%応えられる自分でいたかったのだ、と思います。
達成感もありましたし、やりがいもありました。

私の場合、この「ミッションコンプリート」が強力で、頑張り過ぎ、完璧主義につながったのだと思います。

やりたいからやる。楽しいからやる。
そのときは、頑張り過ぎとか、完璧にとかは、あまり出てこないですよね。

いずれにしても、肩に力が入っていたことだけは確かです。

頑張り過ぎることで、何を失っていたのか

与えられた役割を完璧に果たす。
頑張り過ぎるその裏側で、私は何を失っていたんだろう?

これを考えれば、頑張り過ぎることもなくなるかもと思い、自分への振り返りとして、書き出してみました。

・眠る時間
・食事を味わって食べる時間
・からだからの小さなサイン
・心の余白やうるおい

これらは、自分が「本来の自分」であるために必要なことですよね。

私は、会社からの期待に応える「ミッションコンプリート」で、
「自分が自分であること」を自ら手放していたように思えました。

自分自身を、削っていたなあ。

意識して、選ぶ

結局、頑張り過ぎて、突発性難聴や帯状疱疹になったわけですが、
病気になるまで働いてしまったのは、
無意識のうちにでも、自分がそういう行動を「選んでいた」ということだと思います。

行動レベルで、残業を何時までするのか。土日出社するかどうか。
周りのサポートを得るかどうか。

たとえ無意識のうちにではあっても、行動を「選んでいた」ならば、別の選択肢も「選べた」はずです。

これは、反省とか、自分を責めるための話ではありません。
「選んでいた」と気づければ、これからは「選び直せる」ということなんです。

過去には戻れませんが、
今までだったらこっちの道を選んでいたけれど、今度からはあっちの道、というように
「選び直す」ことはできます。

そこで大事なのは、「無意識に、選ぶ」のではなく、「意識して、選ぶ」ということだと思います。

目の前のことを「意識して、選ぶ」。
それは自分が心からやりたいことなのかどうか。

みなさんは、どう思われますか?

からだに意識を向ける

「意識して、選ぶ」。

言葉は簡単ですが、頭が、思考がぐるぐる回っているときは、なかなかできません。

「意識して、選ぶ」ためには、まず頭の中のおしゃべりを少しでも鎮めることが必要なんだと思います。
頭の中のおしゃべりを鎮めるって、どうやって?と思いますよね。

そこで鍵となるのが、からだ、なんです。

私の場合は、からだに意識を向けると、頭の中のおしゃべりが静まり、からだ自体もゆるんでいくように感じます。
ご飯をしっかり味わって食べているとき、明日のご飯のことは考えられませんよね。

東京にいるとき、マインドフルネスの瞑想会に参加したことがあります。
吐く息と吸う息に意識を向けることで、からだもゆるんで、あたたまりました。
そして、とても静かな気持ちで帰路についたのをよく覚えています。

からだに意識を向けることは、頭の中のおしゃべりを鎮め、からだ自体もゆるんでいくんですね。

次回のzoom会は、からだに意識を向けます

次回のzoom会は、少し趣向を変えて、「あくびは、ただの深呼吸じゃないらしい」というテーマでお話しします。

あくびはからだの自然現象です。
ですが、その役割はまだよく分かっていません。
世界では、あくびの研究が少しずつなされています。

zoom会では、あくびについての最新研究を簡単にご紹介したあと、
短い時間ですが、瞑想と私がやっている「ライオンあくび」のミニ体験も予定しています。

日時:10月15日(木)21:00~
時間:40分程度
参加費:500円
形式:zoom

木曜日の夜、リフレッシュする時間をご一緒できればと思います。
詳細は、改めてご案内します。

今回の発見であった「ミッションコンプリート」。その一方で、ちょっと冷めた感じで、「仕事をこなしていたような感覚」もあったんです。確かに達成感もあったけど、心からやりたいことだったら、「こなす」という表現にはならないんじゃないかな。今ではそう思えます。
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