kazumiの物語

目次

頭でっかちだった私が、人生の扉を開いていく道のり

がんばっているのに、なぜか満たされない。 人の期待に応えることに必死で、本当は何を望んでいるのか、よくわからない。 からだのどこかに、いつも違和感や痛みがある。 いろいろな治療を試して、「今度こそは」と期待しても、思うような変化がない。

——もし、今そんな感覚があるとしたら。 それは、かつての私自身の姿でもあります。

心とからだを置き去りにしていた頃

幼い頃からからだを動かすのが大好きで、学生時代は陸上やバレーボールに打ち込んでいました。成長期に激しい運動を続けたこともあり、肩、肘、腰、膝、足先——いつもどこかに怪我や痛みを抱えていました。

人生で骨折は5回。振り返っても、なかなかない数だと思います。

針、テルミー、カイロプラクティック、整骨、整体、オステオパシー、マッサージ。ありとあらゆる治療を受けてきました。「今度こそ治るかもしれない」と希望を抱いては通い詰め、思うような結果が出ない——その繰り返しでした。

当時の私は仕事中心の生活を送っていて、自分で自分のからだを整える余裕など、まったくありませんでした。

こうあるべき。こうしなければ。 思考ばかりが先立って、心とからだはいつも置いてけぼり。

自分に自信がなくて、人の期待に応えることばかり考えていました。

やりたいことが見つからないのも、当たり前だったと思います。 だって、ずっと頭で考えて生きていたから。 自分の心との繋がりを、自分自身で閉ざしていたのですから。

転機は、島根へのUターンだった

そんな生活を根本から見直すきっかけになったのが、島根へのUターンでした。そして、Interbrain Activation Method(IAM)との出会いです。

IAMに触れて初めて、自分がどれほど自分のからだをぞんざいに扱ってきたかに気づきました。

IAMは、全身のファシアを緩め、間脳のエネルギーにアプローチしながら、自分のからだの声に耳を傾け、思考を鎮めて、自分の心、自分の本質へと繋がっていくことを目指すメソッドです。特別な力や才能は必要なく、自分のからだ、そして心と向き合っていく——そんなアプローチです。

最初は「自分のからだを自分で治せる」という実用的な魅力に惹かれました。 正直、誰かに頼ること自体が治らない原因なのではないのか、と思い始めていたのです。 そして、それを自分のからだで証明できれば、人にも勧められる。

けれど、からだが緩んでいくのと同時に、 心もどんどん穏やかになっていくのを感じるようになったのです。

周りの方からも、「雰囲気が変わったね」と言われるようになりました。

50歳を超えて、新しい扉が開いた

頭でっかちで、言葉がすべてだと思っていた私。 自分を否定してばかりいた私。

Uターンして、すべてが順調だったわけではありません。今までやったことのない学童保育や勉強会の立ち上げ、間伐材の再生にもチャレンジしました。しかし、そこに共通していたのは、東京時代と変わらない、「こうあるべき」「こうしなければ」。結局、頭で考えて、行動していたのです。

そんな頃、出会ったのがIAMでした。

当時購入を検討していた、木工器具を備えた古民家の一室が空いていて、そこで施術もできるんじゃないかなと閃いて、施術スクールに申し込みました。ところが事件勃発で、古民家は売買契約直前にキャンセルすることに。すべてがゼロになった状態で、施術を学び始めることになりました。

思考が先走り、感じることが不得手な私。それから今まで、よくぞ続いてきたと思います。

セルフケアのライオンあくびの資格を取り、スクールも3期継続し、IAM認定プラクティショナーの資格も取りました。その間、一軒家を購入して、やったことのない畑仕事、自然農も始めました。地元で、植物療法をなさる先生とのご縁もいただきました。

いくつになっても、可能性の扉は開いているのだと、身をもって知りました。

あなたの中にも、同じ扉があります

もし今、かつての私のように

「頑張っているのに満たされない」「からだのどこかに違和感がある」「自分が本当に何をしたいのかわからない」

——そんな感覚を抱えているなら。

それは、あなたの心とからだが、本当は「気づいてほしい」とずっと伝え続けてきたサインなのかもしれません。

IAMやライオンあくびは、そのサインに気づき、思考中心の生き方から、自分の心とからだと繋がった生き方へと戻っていくための、一つの乗り物です。特別な訓練や才能がなくても、自分のからだと向き合うことを通して、自分自身の本質に、少しずつ近づいていくことができます。

私自身、まだその道の途中にいます。心とからだが緩んでいくと、これまで見えていなかった「本当にやりたいこと」や「自分らしい生き方」が、少しずつ姿を現してくる——そんな実感を、今もひとつずつ重ねているところです。

だからこそ、これから綴っていくメルマガでも、同じ道を一緒に歩む一人として、これまでの経験や気づきをお伝えしていきたいと思っています。

人間という存在、自然の命の神秘を感じながら、自分の内なる力、本質を、一緒に少しずつ開花させていきませんか。


佐藤一美
IAM認定プラクティショナー
ライオンあくび認定インストラクター
自然療法シェルハ主宰(島根県雲南市)

目次