先週、神戸のIAM(間脳エネルギー活性法)のマスターコース第4回目が終わりました。
その翌日、IAM創始者の駒川耕司先生と、IAMの仲間お二人(トモコさんとリエさん)を島根にお迎えしました。
みんないい歳をしていますが、まるで子どものように遊んで、学んで、とても楽しい時間を過ごしました。
出雲は旧暦の10月が神在月。全国の神様が集まるといわれる季節です。
それに先駆けていらしてくださいました。
今回の旅程は、車で姫路から出雲へ。1日目は姫路城、古代出雲歴史博物館、2日目は出雲大社、日御碕、最後は我が家です。
おすすめの観光スポットのご紹介を兼ねて、写真で旅を振り返ってみます。
【1日目】姫路城と穴子料理から
姫路駅で待ち合わせをし、駒川先生の地元・姫路城をご案内いただきました。
別名は白鷺城。今でも十分白鷺を思わせるお城ですが、昭和の大修理直後は、もっと白く輝いていたそうです。
私は中学の修学旅行以来です。

島根の松江城はキリっとした印象ですが、姫路城は楚々として上品な感じです。
一番上の天守閣まで登りました。
壁には槍や鉄砲などが掛けられるようになっていて、武器の保管庫も兼ねていたそうです。
窓からは、屋根のシャチホコも見えました。

夕方に出雲入りするため、朝食は早めに。
先生がご案内くださったのは、あなご料理の柊さんです。
蒸しあなごを初めて食べましたが、柔らかくて、口の中でほろっとほどけます。
写真の上側が蒸しあなご、下側が焼きあなご。私の推しは蒸しあなごです。

リニューアルした古代出雲歴史博物館へ
中国道、山陰道を経由して、16時前に古代出雲歴史博物館に到着しました。
10月にリニューアルオープンしたばかりです。
館内には、出雲大社で見つかった心御柱(複製)と宇豆柱(本物)も展示されています。
どちらも、大杉を3本組み合わせて1本の巨大な柱に仕立てたものです。
古代の出雲大社が高層神殿だったことを物語る、ロマンあふれる展示です。
※フラッシュを使わなければ、写真撮影ができます。

個人的には、加茂岩倉遺跡の入れ子の銅鐸と、荒神谷遺跡の銅剣にワクワクします。
加茂岩倉遺跡は、私が生まれ育った加茂町で発掘されました。
荒神谷遺跡は、隣町の斐川町で見つかっています。
誰が、何のために、どうやって埋めたんでしょうね。


身内びいきではありませんが、加茂岩倉遺跡の銅鐸の模様はおもしろいのです。
人の顔やトンボ、シカ、イノシシ?などが描かれていて、ウミガメもいます。
下の写真の、取っ手の中央部分です。

常設展では、たたらを踏む体験ができました。
奥出雲は、かつてたたら製鉄がさかんだった地域です。
映画「もののけ姫」でも、女たちが踏んでいましたね。やってみると、なかなかの重労働です。

皆さんが博物館を堪能されたあとは、休憩も兼ねて一旦、ホテルにチェックイン。
夕食は、静かな場所で地元の食材を味わっていただきたくて、葵 姫原庵さんへ向かいました。
何十年ぶりかに、イチジクの揚げ出しをいただきました。どれも美味しかったです。

【2日目】朝の出雲大社へ
翌朝は待ち合わせをして、出雲大社へ向かいました。
トモコさんは初めての出雲大社です。
鳥居をくぐると、本殿に向かって下り坂になっているのが珍しかったようです。

博物館で見た巨大な柱が見つかったのは、本殿の前あたりです。
伝説では、本殿の高さは48メートルあったといいます。
階段を上がった先の本殿は、お正月には門が開き、中に入って参拝できます。やはり特別な感じがします。

本殿の裏手はとても清々しく、私の大好きな場所の一つです。

「大きなしめ縄を見たい」とのご希望で、千家さんの神楽殿へご案内しました。
芸能人の方も、ここで挙式されています。
子どもの頃、沢田研二さんと田中裕子さんの結婚式がテレビ中継されていたのを覚えています。

そのあと、ふと、近くにある三歳社(みとせのやしろ)に行ってみたくなりました。
以前から気になっていた場所です。
入り方がよく分からず、行きは車道を上がっていきました。
これ以上歩いてもなあと思った頃、右側に降りる道があり、その先に社がありました。
実は、車道とは別に、ちゃんと参道があったのです。
帰りに歩いたその道はとても気持ちがよく、看板には、3種類の蛍が見られると書かれていました。

千家さんの神楽殿をお参りしたので、拝殿をはさんで右手にある北島さんにも足を運びました。
ここの亀の尾の滝が、なんとも気持ちよくて好きなのです。
ひんやりした空気と水音に癒されました。
次の目的地は稲佐の浜へ。
旧暦10月の神迎祭で、日本海から流れ着く龍蛇を神の使者としてお迎えする神事が行される場所です。

お二人が可愛らしくて、思わずパチリ。
砂浜が白くて細かく、皆さん驚かれていました。
島根半島の突端、日御碕へ
三歳社からの帰り道、駒川先生が日御碕が描かれたマンホールを見つけられて、次の行き先は日御碕に決定。
こういう展開には素直に従います。
皆さん、日御碕は初めてで、断崖に寄せる波の動画を撮られていました。

目を離した隙に、リエさんが突端に。
みんなから、「危ないよ~」と声をかけられるぐらい、童心に戻られていました。好奇心旺盛なんですよね。

逆光になりますが、日御碕灯台も白く、青空に映えました。
白と青のコントラストと岩と。シンプルな海岸ですが、ここから眺める夕日は素敵なんです。

ウニ付きの海鮮丼で気づいたこと
今回は、日御碕神社までは足を伸ばさず、そのまま海鮮丼で有名な花房商店さんでランチを。
正直に言うと、前日の夜もコース料理だったので、お昼は少し控えめにと思っていました。
「ウニといっても、ほんのちょっとだろうし」
「ここは、普通の海鮮丼でも十分美味しいはず」
そんなふうに考えていたのです。
ところが、駒川先生が「ウニ付きにする」と言われ、お二人も同じものに。
給仕に来てくださったおばちゃんに、ウニ付きを3つ注文しました。
私が「ウニなしで」と言ったとき、
「ウニ付けないの? 美味しいよ〜」
と、さりげなく声をかけられました。
そこまで言われたらなあと、私もウニ付きに変えました。
おばちゃんが戻っていくのを見て、「おばちゃん、商売が上手ですね」と私。
すると、先生がひと言。
「嫌味がないからね」
この言葉で、気づいたことがあります。
私が「商売上手」と言ったのは、ウニ付きに変えたものの、心のどこかに「注文させられた」という思いが残っていたからでした。
私の中には、「贅沢をしてはならない」という思い込みがあります。
その奥には、「お金は出ていってしまう」という思い込みがあると思います。
贅沢をしてしまった責任を、ちょっとばかし、おばちゃんの「商売上手」のせいにしていたのです。
本当は、まず「今、ウニを食べたいかどうか」を、自分の心に聞くのが先でした。
私は、それをせずに、お金のことから考えていたのです。
おばちゃんの言い方が、嫌味だったわけではありません。
それでも私は、「うまいこと単価を上げてくるなあ」と思いました。
ランチに食後のコーヒーをすすめるような、マニュアルでもあるんじゃないかなと思ったのです。
私には、言葉にとらわれるクセがあります。
でも、本当に大事なのは、その言葉にどんな思いが乗っているか。
先生は、おばちゃんの言葉の奥にある「美味しいから食べてほしい」という気持ちを感じ取って、そのまま素直に受け取られたのだろうなあと思います。
自分の思い込みに反することをすると、自分で選んだことなのに、「選ばされた」と感じてしまう。
そして、相手の言葉に込められた思いを、素直に受け取れなくなる。
頭では分かっているのに、なかなかやめられません。
ちょっとしたことからも、教えられます。
私の中の思い込みは、まだまだたくさんあります。
その都度、立ち止まって、気づいて、手放していきたいです。
そして、ウニ付きの海鮮丼は絶品でした。
父にも食べさせたいと思いました。
行かれる方は、ぜひウニ付きをおすすめします。

出雲のお土産
今回は、神門通りのお店を巡る時間がなかったので、日御碕からの帰りに、道の駅大社ご縁広場の出雲物産館に寄りました。
出雲風土記にも載っている十六島(うっぷるい)海苔を買いたかったのですが、お正月準備の時期ではなく、あったのは瓶詰の岩ノリだけでした。
出雲地方のお雑煮は、醤油のすまし汁にお餅を入れ、十六島海苔とカツオを載せていただきます。最高の贅沢です。
十六島海苔の代わりに、板わかめをご紹介しました。
小さい頃から食べ慣れていましたが、他の地方にはあまりないそうです。
一度、北海道のアイヌの長老へのお土産にしたところ、「アイヌにも同じようなものがあるよ」と言われたことがあります。
どこかつながっているんですね。
もうひとつ目に留まったのが、隠岐の島町のそば粉を使ったかりんとう。
買って帰って後日食べたら、めちゃくちゃ美味しくて、一袋ぺろりと食べてしまいました。

旅の最後は我が家で
行き先が日御碕になったおかげで、我が家でゆっくりしていただく時間ができました。
自家製の野草茶に野草酵素、梅酒に浸けていた梅、紫蘇の穂の塩漬けや醬油漬け、茹で栗をお出ししました。
先生は車でお一人お帰りになり、そのあと、女性3人で柿採りと栗拾いをしました。
トモコさんは、いつの間にか小屋から高枝切りばさみを探し出して、柿を採っていらっしゃいました。
初めてなのに、ちゃんと挟んで採られていて、ビックリです。さすがです。

栗拾いは、お二人とも初体験とのこと。
長靴でイガ栗を左右に割って、火ばさみで拾い上げます。
私もこちらに引っ越すまで栗拾いをしたことがありませんでした。
まさに、田舎ならではの体験です。

実は、その日のお帰りの夕食用にと、栗ご飯と糸瓜の粕漬(大東町産)をお土産にご用意していました。
栗ご飯は圧力鍋で3合炊いたのですが、思ったようにできなかった😭
お醤油をいれたことと、渋皮が残っていたせいか、色が濃く、水分も多めに。
その日は、心苦しいながらも、そのままお持ち帰りいただきました。
どうやったら美味しくできるのか、数日後にリベンジしました。
もち米を入れるとよいと聞いていましたが、家になかったので、変えたのは次の点です。
・ガスで、土鍋で炊く。
・味付けは、出汁、塩、酒、みりん
栗は、一晩水につけて冷蔵庫のパーシャル室に入れておいたものではなく、冷凍したものを使いました。
鬼皮だけでなく、渋皮も比較的取りやすかったです。
今度は美味しくできました。

出雲縁結び空港でお見送り
我が家から出雲縁結び空港までは、30分もかかりません。
女性お二人は、夕方の東京便でお帰りになりました。

疾風の如く駆け抜けた2日間でしたが、すべてがベストなタイミングでした。
ご縁ある方々にお越しいただけて、感謝です。
島根の神在月は、ちょうどよい観光シーズンです。
何度でも、ぜひ遊びに来てください。
今回、久しぶりにお客さまに出雲をご案内しましたが、一番嬉しかったのは、我が家にお迎えできたことです。
自然を愛で、風を感じながら、ゆっくりお話することができました。その時間と空間を共有できたことで、これまでとはまた少し違う関係性が生まれたような気がします。同じ釜の飯を食うというのは、そんな意味かもしれませんね。
何かを経験するとき、そこで何を感じるか。そこに耳をすましてみることが、とても大切なのだと思います。
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